NIL STAMP ART展 ＠琳空館遊園レポートvol.2

今回のNIL STAMP ART 展の大きなテーマは？

そう。

◯（丸）△（三角）□（四角）

このお馴染みの
形の３基本形を
再認識し
再検証し
再解体し
再構築しようという試みです。

今回のスタンプ画のメイン作品は

60cm x 60cmの僕にとっては大きなサイズの
丸三角四角の３作品

額層は、富山の木工メーカー
HIPSQUARE のけんご君作です。


まずは、◯（丸）作品の紹介です。
（丸べた大＆丸ライン小の２スタンプのみ）

大きな丸が　小さな丸で形成され

わわわわーーーーと
こっちに来てる？
向こうに行ってる？
大きくなってる？
小さくなってる？

そして何だか
キラキラしてる・・・

そんな作品です。

少し生成り気味の和紙に
黒いインクのみで押されたこの作品。

僕は、今のところスタンプ画を単色で押している。
単色で仕上げてる。

何故か？

今のところは、とにかく、形色をシンプルにする事で
陰影とラインだけで何処まで広い空間を感じる事が出来るかの実験をしているつもりです。

さらに想うのは、
紙の白い部分をバランスを見ながら残す事で
作品を展示している空間の光を反映させ
その空間に其の作品がどのようにとけ込んでいけるか・・
どのように其の空間の関係者になれるか・・・

作品は作家が創りますが、
作品は作家だけの物ではなく
作品のある空間の１登場物では？

と想ってみたり・・・

そんな事を想い巡らせながら
考えた末に

ま、どうでも良いか！という境地まで到達した時に
作品を作り始める。

そうする事で、わざとらしさが少しでも無くなれば
と願っています。


色々とだらだらと　語って？しまいましたが・・・

結局言いたい事は何も無く。

丸を丸で形成する事を
楽しんだだけです。

人目に触れれるレベルに仕上げて・・・

そんな感じで
丸

改めて楽しんでみて下さい。

ふわっとしますよ・・・

赤く映ってる写真は、誘導棒のライトをあてて
遊んでみました。

光が変わると、印象も変わるでしょ？

ウィーーーーッス