2013年12月12日木曜日

小津安二郎の視点から教わった事。






今日、12月12日は、映画監督・脚本家の小津安二郎さんの
誕生日と命日です。

まず、ビックリするのは!
誕生日と命日が同じ日!

小津さんの映画で一番有名なのは
『東京物語』でしょう。


僕のお気に入りは
『お早う』

この映画を見た事で、
若かりし日の?僕の頭と心を
すーーーっと優しく撫でてもらった様な
初めて味わった『衝撃』を受けたのを思い出します。

監督の映画の特徴は
カメラの高さが 人の目線の高さ
そして、カメラがチャカチャカ動かない
と言う事だと思います。

それによって何が起こるか?
それによって何が見えるか?

僕に見えた事・・・
僕が感じた事・・・

それは、『見えてると思ってた物事が、見えてなかったと気付く事』

そうなんです。

人は、多いにして
目が開いてれば物事が見てる
と思いがち・・・?

でも、目は脳みそですから?
見えてる事を、それが何かを認識するのは 脳みそで・・・

そう・・・


監督から教わった事。


見えてる物事

見てる物事に進化させる
事?

そして

物を創ると言う事は
見えた物を、何だったのか自分に実際に見せる事。

創った物を見せると言う事は
見た物の感想を発表する事?


だけど、感想を発表するだけでは
それは、演説でしか無く・・・
有り難くもない『迷惑』になる事もあったり?

演説を会話に進化させるには?


そう。
分かり易くする事。
何だナーーー・・・

って

分かり易いって、
時に『退屈』に感じるけど・・・


分かり易くするって
実は一番大切な事で
経験と優しさが必要と成る、創り手のレベルを見られるところなのかもしれない・・・
とか・・・
漠然と思ったのです。



そんな事柄を教えてくれた、
小津さんの映画。



年末年始のゆったりした時間に、こたつに入りながらでも
見てみて下さい。


寝ちゃうかもしれないけど・・・
それはそれで、気持ちが良いと思います。


ウィーーーーッス。
















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