秋川渓谷の石投げを終え、
僕だけ一足早く
中央区に帰った。
(息子と妻はもう一日おばあちゃんの家へお泊まり。)
何故なら、以前NIL CAFEの際にバンド演奏をやったメンバーとの
昼下がり築地セッション。
きっかけは、ドラムのノリ君から・・・
『うっちゃん。家の(築地市場外のお蕎麦屋さん『長生庵』)の横の
寿司屋、その向いの小料理屋が閉店したので店先が空いてます!
音出せます!
セッションしましょう!』
そんな事から、土曜の昼下がり(お店が終わった後)
ドラム(ノリ君)・宮原君(ギター)・僕(サックス・ピアニカ)
で、ゆる〜〜〜〜いセッションがはじまった。
ブルース
ジャズ
ボサノバ
ロック
ファンク
演歌
J-POP
気のおもむくままに、雰囲気で
ゆるゆる〜〜〜と
井戸端会議でのお喋りの様に
演奏をした。
店先での音出し・・・
外のスタジオ?
時々、表通りから観光客が
何?
って感じでチラ見して去って行くだけ・・・
たまに、 ご近所さんが立ち止まって
ニコニコしながら聞いている。
でも、僕等は会釈だけして演奏を続けてるので、5分もしないうちに去って行く・・・
そうこうしていると・・・
お蕎麦屋さんの若女将が、呑みがてら僕等の演奏を聴きに来た。
聞いてるだけでは 何でしょ?
って事で
みかん型 の マラカスをわたして
セッションに参加してもらった。
始めは、噛み合ず・・・
ぎこちない感じでスタートした僕等と若女将のセッションも
5分としないうちに、何だかシンクロして来て・・・
夕方の良い感じ・・・が生まれた。
少しづつ周りが暗くなって来た辺りで、ご近所のキムチ屋さんの旦那が
しっかり酔っぱらった状態でやって来た。
キムチやのおじさん:『お!いいね!演奏してるのか!』
僕等:『ハイ』
KO: 『あれ知ってるか?ダニーボーイ!』
僕等:『ハイ。これでしょ?』
僕のピアニカのメロディースタートで、ギターそしてドラムが入って来て
緩やかな『ダニーボーイ』が始まった。
キムチ屋のおじさんは、『いいねー!』のあとに唄い始めた。
マラカスをふりながら、そば屋の若女将はニコニコ。
僕等は、築地の夕方から夜への移り変わりを、音と一緒に楽しんだ。
ダニーボーイが終わると。
キムチ屋のおじさんは、『おーー!がんばれよ!』
といいながら、ポケットから5千円をだして、ぽーーーん!と机の上に置いた。
そば屋の若女将は、『いやーーー!もらえないですよーー!』
と言いながら、5千円をかえそうとした・・・
けれど、キムチ屋のおじさんは、受け取らず、
『オレの眠れる曲をやってくれよーー!』と言いながら
奇麗な『ちどり足』で帰って行った。
僕等:『あざーーーす!』
僕等は、顔を見合わせて・・・・
『ミラクルだね〜〜!』って言いながら
大爆笑した。
『よし!このギャラ?で打ち上げだ!モッちゃんの所に、呑み行こう!』
と演奏を終了し、打ち上げに出発した。
土曜の昼下がりから、夜・・・
そば屋の店先で、セッション。
そして、打ち上げ。
最高の週末・・・
楽しかったです。
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