2008年9月1日月曜日

『誰か』が『その人』になる物事




先日、友人のアーティストである中村圭君に誘われ
彼の作品を展示してある 
横浜のダイニングバーHONEY HONEYへ。
http://www.honeysyokohama.com/restaurant/hh/
その日は、圭君の知人を集めてのパーティーでもあった。

お店に着くと、圭君がいつもの笑顔で迎えてくれた。
それも、NILのTシャツを着て。

そのTシャツは、プリントに2種類のインクを使っている。

1つは、 特殊インクである『ひび割れペンキインク』

もう一つは、普通の『ラバープリント』。

洗って行くうちに、
ペンキプリント部分の劣化が普通の早く進行し、
ラバープリントを施してある
『NILのロゴ』部分が時間差で際立ってくるという物。

圭君は、『これ、かなりヘビーローテーションで着てるよ!』と伝えてくれた。
それを証拠に、いままで見た事ないぐらいの
『際立ったNIL』を確認出来た。
嬉しかった。

それに、こんなに頻繁に着てくれていると言う事は、
圭君の生活ベースになれている?
嬉しかった。

これだ!と思った。

身につけている事が『その人の普通』になる物事。
『何でも良い』と言うのでなく、
意識した上で、その『人のベース』になっていると言う事。

僕は意識して
『僕のオリジナル』と『誰かのオリジナル』が
いつの間にか重なっていく様にバランスをみてる。

おせっかいにならない様に。
目隠しにならない様に。

最終的に、
『僕のオリジナル』を感じないぐらいの
『その人のオリジナル』が出てくるのを感じたいと思ってる。

そのために僕は何かを『発想』した上で、
共通言語を模索する様に
『デザイン』してる。

圭君を通じて、その『時間を経たオリジナルの構築』の1例に出会えて嬉しかった。

圭君!
お互い、何かを創っていこう。
それをキッカケに、誰かと遊ぼう!
そして、それを見て感じた『誰か』が、『その人』になるのを感じて楽しもう。

中村圭 HP:
http://www.keinakamura.com/

上の写真は、
NILのTシャツを着た圭君(少し酔ってる?)
Honey Honeyに期間常設展示してある圭君の作品

そして、ニル仕掛けのTシャツの結果。

今日の後半は、
少々『真面目か!』になり過ぎちゃったー。
そうそう、『シリアスは病気病気!』
失礼しましたー。

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