2008年10月25日土曜日
フランス紀行vol.18 記憶に残る食事
ボーヌでの滞在
2日間を無事に終え
TGV(フランスの新幹線) でリヨン へ移動。
リヨン駅で
由紀子さん が出迎えてくれた。
由紀子さんって誰?
いきなり出て来た。
由紀子さんとは?
出会いは
ニースのフランス語学校。
もう、何年前?
12〜3年前?
もうそんな?
怖っ!
そして帰国後
某有名料理学校勤務等を経て
現在
某ハム会社の商品開発部で働いている。
古ーーーーーい友人。
いつも明るく
早口の
由紀子さん。
楽しい人です。
今回のリヨンの仕切りは
由紀子さん。
何故なら、由紀子さんは以前
リヨンにある
料理学校
ポール・ボキューズに在籍していた事もあり
リヨン と リヨン料理を知ってる。
リヨン の エキスパート。
昼食の予約
から
観光案内
等々・・・。
宜しくーーーー!
早速、予約してもらっていた
Bouchon (ブッション)へ。
ブッションって言うのは
臓物系の料理を中心とした
リヨンの居酒屋さんみたいなもの。
(ランクは色々あるけど)
予約してくれていた店は
Daniel et Denis
http://www.daniel-et-denise.fr/
という
それほど大きくない
普通に感じの良いお店。
で・す・が・・・
シェフ の
Joseph VIOLA さんは
フランスの
国家最優秀職人賞(日本で言う人間国宝)
MOF(Meilleur Ouvrier de France)
の授与者
それに
多くのシェフがMOFを授与すると
キッチンに立たなくなり
指示だけにまわってしまう中
彼は今も、一線で調理をし続けている。
それも、街の 1ブッションのスタイルを崩さず。
店の雰囲気は?
とても明るく
わいわい としていて
楽しい。
サービスの人達も
明るくテキパキしていて
気持ち良い。
料理は?
美味しい。!
思わず声に出して
美味しい。!
って言っちゃった位。
その声の音量に
少し自分で
あっ!
と驚いたくらい。
美味しい。!
美味しいといっても
凄く美味しい!!!!!!!!
って感じじゃなく。
美味しい。!って感じ。
はーーーーー?
美味しい
と思って
。(まる)
かみしめて
!
僕は
料理だけでなく
感じる物、
全てに関して
1つの
好み(このみ)がある。
それは、
野性味を
センスと技術で
品良く仕上げている物。
そして
その存在の様が
現実味を帯びている。
そして
最後に
しっかり
オリジナル を感じるもの。
今回食べた料理が
まさにそんな様だった。
食事の後に
『シェフはいますか?』
とサービスの方に聞くと
『真のシェフ? 料理のシェフ?』
『? え? どう言う事?』
『料理のシェフは Josephシェフだけど、
そのもっと上には奥さんがいるよ!
ほら、レジに立ってる人。』
『へーー。何処の家庭も一緒だね!』
『笑 笑 笑 笑 笑 笑』 (皆)
レジに行って
勘定を済ませながら
真のシェフである 奥さんに
『キッチンのシェフはいますか?』
『Joseph なら
さっき昼食をとりに 数軒先のお店にいったわ
直ぐそこだから 呼んで来て上げる』
『えーー 良いですよー 悪いしーー』
って言ってる間に
スタッフの一人が店の外へ駆け出し
キッチンのシェフを呼びに行った。
店の前で待ってると
Josephシェフが 走って帰って来てくれた。
子供の様な 笑顔で
『とても美味しかったです。』
『そう?喜んでもらえて嬉しいよ。ありがとう。』
『また来ます。
こんどは何時になるか 分からないですけど。』
固く握手をしてお別れを言った。
お店の皆が
笑顔で見送ってくれた。
少し歩いて、店を振り返ると
Josephシェフが
スキップにも似た リズムで
走って 昼食に戻るのが見えた。
多分50歳位の方なのに
とても チャーミング な感じを受けた。
自分の 職 と 人生 を
最高に楽しんでいる様に感じた。
記憶に残る 食事
ありがとうございます。
感動は
穏やかに
現場で
生まれるんですね。
なーーんちゃってーーーーー!(笑)
最後に
一緒に食事した
合流メンバーの
スタンプ画似顔絵を
由紀子さん
J’ai 38ans
ジェ トロントゥユイットン
(私、38歳)
リヨンでの食事の日、由紀子さんの誕生日だったので
由紀子さんは
『年齢は ええっちゅうねん!』
て、照れてたけど。
細川シェフ
Je n’ai plus faim
ジュ ネ プリュ ファン
(もう、お腹すいてません)
いっぱい 食べて呑みましたもんね。
山野さん
J’ai eancore faim
ジェ オンコー ファン
(まだ、お腹すいています)
まだーーーっ!?
楽しい食事は
楽しいメンバーから!
ありがとう。
楽しかった!
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